SME日本支部の最近の活動記録
*2024年10月の月例会は東京農工大学を訪問
SME日本支部の10月の例会は10月28日(月)に東京農工大学の機械工学科(東京都小金井市)を 訪問しました。今回の見学では笹原研究室、中本研究室、大和研究室の研究の概要を講演いただき、
その後、笹原研究室と中本研究室を見学しました。
笹原研究室ではアーク放電を用いたアディティブ・マニュファクチュアリングや砥石研削液供給機構など の実験設備を先の技術講演の補足説明と共に見学しました。中本研究室では技術講演で説明のあった工 程設定の技術を実装した工程設定のソフトのデモンストレーションを見学しました。
会議室に戻って最後に質疑応答がありました。 |
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*資格試験対策のレビューコースの実施
2024年度の資格試験対策のレビューコースを9月28日(土)−29日(日)に荻窪地域区民セ
ンターで実施しました。このコースでは、サーティフィケーション委員の講師の方々がこれまでの試
験問題を分析し、本年度の試験を予想した問題を中心に演習をおこないました。
なお、本年度の資格試験は、12月7日(土)に東京と名古屋の指定会場において実施されます。 |
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*2024年9月の月例会は東芝マテリアル鰍訪問
SME日本支部の9月の例会は9月26日(木)に東芝マテリアリ株式会社(横浜市)を訪 問しました。当社はファインセラミックス、蛍光材料応用製品、磁性材料部品、タングステン・モリブデンなどの部品・材料の生産を行なっていますが、今回は窒化ケイ素セラミックの素球の新工場を見学しました。
今回の見学では、最初に、同社の概要と経営の方針の話があり、引き続きこのセラミック球を使用した軸受の性能試験とメリットについての技術講演、窒化ケイ素セラミック素球の製造工程や技術上の問題につき講演がありました。その後、同社の工場の展示室で説明のあと、工程順に新工場の見学をしました。 |
*2024年8月の月例会は潟<gロールを訪問
SME日本支部の8月の例会は8月28日(水)に株式会社メトロール(立川市)を訪問しました。同社は精密位置決めセンサーなどで、世界の24ヶ国、7000社の工場の自動化・無人化に貢献している企業です。
最初に、同社の概要と経営の方針の話があり、引き続き製品の概要と用途、製造工程や技術上の問題につき講演がありました。その後、同社の工場を見学しました。会議室に戻って、質疑応答がありました。 |
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*2024年7月の月例会は潟jコン熊谷製作所を訪問
SME日本支部の7月の例会は7月12日(金)に株式会社ニコン熊谷製作所(埼玉県熊谷市)を訪問しました。当社は光学機器をはじめ各種の製品を制作していますが、今回は半導体露光装置の開発と製造を行っている熊谷製作所を訪問しました。最初に会社と同製作所のの概要紹介に引き続き、「半導体の露光装置の製造工程」と題して技術講演がありました。
その後、2班に分かれて完全防塵のクリーン着に着替え、クリーンルーム内の半導体露光装置の製造工程を見学しました。会議室に戻り質疑応答の中で追加の説明がありました。 |
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*2024年6月の月例会は鞄ム島製作所を訪問
SME日本支部の6月の例会は6月19日(水)に株式会社酉島製作所本社工場(大阪府高槻市)を訪
問しました。当社は1919年の創業以来、ポンプの専業メーカーとして世界中の暮らしのライフ
ラインンを支える電力、上下水道、灌漑、海水淡水化などのプラントを支える各種ポンプを供給し
ています。
今回の見学では、最初に会社と工場の概要紹介とポンプの製造工程の説明に引き続き工場見学とし
て、鋳造から機械加工、組立、検査などの工程を見学しました。引き続き「ポンプの重要性と技術開
発」と題して技術講演がありました。人口の増加や環境の激化などによる水問題や脱炭素問題など
でポンプの重要性が増している中で、同社の開発の状況の説明があり、ポンプの省エネ化と効率化
の技術の取り組みの紹介がありました。その後、質疑応答の中で追加の説明がありました。 |
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*2024年5月の月例会はAKS東日本鰍訪問
SME5月の例会は5月24日(金)にAKS東日本株式会社(神奈川県藤沢市)を訪問しました。
当社は、鋼球製造企業であり、主にベアリング用の真球を極限まで追求しています。最初に当社
と親会社鞄V辻鋼球製作所の事業の概要,鋼球の用途などの説明がありました。引き続き、鋼球の
製造工程とその製造技術の説明がありました。
その後、製造工程の順に従って、コイル状の線材の切断・プレス加工からフラッシング工程、
熱処理、ラッピング工程から外観検査・包装まで順に見学しました。その後、質問による追加説明
がありました。 |
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*2024年第2回ステアリング委員会を開催
SME日本支部の活動方針、運営の企画の審議をおこなうために定款でステアリング委員会が設けられています。本年度の第2回の委員会 が、4月19日(金)にWEB会議方式で実施しました。支部長挨拶と定例の報告の後、前回の委員会の決定事項の進捗を確認し、次の事項の 審議を行いました。
1.プログラム委員会より月例会の実施予定の報告。5月24日にAKS東日本梶A6月度は鞄ム島製作所、7月は潟jコンを予定。
それ以降の訪問先の準備について検討。
2.サーティフィケーション委員会より資格試験の結果について報告と4月10日の委員会の決定事項としてレビューコースを9月28日ー
29日にセシオン杉並で開催、資格試験を12月7日に東京と名古屋で実施し、試験場は検討中。
3.2月29日のSME日本支部定時社員総会の報告と総会議事録および選任理事の互選書をもって3月27日に登記したことを報告
4.2024年度の第一四半期の決算報告があり、急激な円安/ドル高により、支部の財務悪化のしており,その対策を討議しました。
5.その他、アワード関係やSMEのエレクトの選任などの審議が行われました。
なお、次回の委員会は6月中旬の予定。 |
*2024年4月の月例会は潟Gッジ・エンタープライズを訪問
4月の例会は、4月25日(木)に潟Gッジ・エンターウライズ川口工場(埼玉県川口市)を訪問しました。当社は
1952年に鉄板加工販売会社として創業しましたが、現在は板金加工会社として成長してきました。ステンレス
鋼材を中心にレーザー加工、折り曲げ加工、レーザー溶接などでの長尺加工という特色で差別化し高度の技術で様
々な業界に貢献しています。
今回の訪問では、最初に同社と同工場の沿革と概要の説明があり、引き続き工場を見学しました。その後、「長尺
加工のメリット」と題して技術講演がありました。シャーリング加工、折り曲げ加工、レーザー溶接などについて の同社技術開発の取り組み、課題などにつき説明があり、その後活発な質疑応答がありました。 |
*2023年度一般社団法人SME日本支部総会を実施
2月29日(木)にセシオン杉並を会場として、ウエブ会議を合わせハイブリッド型で実施しました。
中村晋哉支部長の挨拶の後、総会の議事に入りました。議事と決議事項は
@2023年度の年次報告として、各委員会の活動報告、会計報告と会計監査報告などが報告され、承認されました。
定款に基づき、社団法人SME日本支部の3名の理事を選任 (後刻、互選で野口昭治氏を理事長に選任)
会則により新支部長の改選があり、野口昭治氏が第45代支部長に選任
B2024年度の計画と運営方針の審議が行われ、役員と組織、運営方針、予算案が承認されました。 |
*2024年2月の月例会は日本工業大学工業技術は博物館を訪問
2月の例会は、2月21日に日本工業大学工業技術博物館(埼玉県南埼玉郡宮代町)を訪問しました。当博物館は1962年に学園創立
80周年記念事業の一環として大学キャンパス内に開設されました。今回の見学会では、清水館長より博物館の概要説明のあと、同館長に
よる「本物の工作機械を知る」と題して技術講演がありました。
その後、上原学芸員の案内で同博物館の見学をしました。我が国の発展に寄与した工作機械270台以上が機種別に保存されていますが、 動態保存されている機械や当時の町工場の復元施設を稼働させて説明が行われました。また、国家プロジェクトで開発された発電用高効率
ガスタービンや動態保存されている19世紀末の英国製蒸気機関車など、多くの展示を見学しました。 |
*2024年第1回ステアリング委員会を開催
SME日本支部の活動方針、運営の企画の審議をおこなうために定款でステアリング委員会が設けられています。本年度の第1回 の委員会が、1月29日(月)にWEB会議方式で実施しました。支部長挨拶と定例の報告の後、前回の委員会の決定事項の進捗を確 認し、次の事項の審議を行いました。
1.プログラム委員会より最初の例会を2月21日(水)に日本工業大学 工業技術博物館の訪問を確認
2.サーティフィケーション委員会より資格試験の結果について報告
3.2023年度の総会を2月29日(木)にセシオン杉並で実施することを確認。今回は会場に参加出来ない方のためWEB方式を
含めハイブリッド型で実施することにした。
4.2023年度の決算報告があました。円安/ドル高や資格試験受験者の減などもあり、支部の財務悪化のしておりその対策をと
る必要を討議
5.本部との定期電話会議の報告があり、2024年以降も本部への支払いの値引きを継続することを依頼した。
なお、次回の委員会は総会前に実施する。 |
*今回の資格試験の結果は良好
12月2日(木)に東京と名古屋地区で国際生産技術者認定試験を実施しました。2022年は試験基準が変更になったこともあり
試験結果は良くなかったが、今回は受験者が新しい傾向に良く勉強されこの結果になりました。
今回の受験者は少数でしたが、合格率はCMfgTが80%、CMfgEが70.5%でした。 |
*2023年12月の月例会は鰹ャ坂研究所 三郷工場を訪問
12月の例会は、12月15日に鰹ャ坂研究所 三郷工場(埼玉県三郷市)を訪問しました。同社は形状測定機を中心
とする精密測定器、スクリュウポンプを中心とする流体機器、自動組立機た包装機などの自動機器の三分野で独自の
高付加価値製品を制作している企業です。今回の訪問では会社・工場の紹介のあと、流体機器の生産工場、精密測定機
の生産工場を見学しました。
その後、技術講演として「スクリューポンプの技術」「空間座標測定器と微細穴形状測定機の講演がありました。 |
*2023年10月の月例会は叶沼技研を訪問
10月の月例会は10月25日(水)に叶沼技研(静岡県浜松市)を訪問しました。同社では,砂型アルミ重量鋳造・熱処理から機械加工・測定までの自社一貫体制で自動車部品や産 業機械部品の試作製造を行っています。最初に会社の概要説明のあと、同社の工場を見学しました。その後、同社の各種技術についての講義がありました。
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*資格試験対策のレビューコースの実施
2023年度の資格試験対策のレビューコースを9月30日(土)−10月1日(日)にセ
シオン杉並で実施されました。昨年はウエブ会議システムを利用してリモートで実施
しましたが、本年は対面の講義で実施しました。2021年に生産技術者に必要な知識
をまとめたBOK(Body of Knowledge)が更新され、2022年からそれに準拠して出題
されています。今回のコースでは、講師のステアリング委員が傾向を分析し講義を行いま
した。なお、本年度の資格試験は、12月2日(土)に東京と名古屋の指定会場において
実施されます。 |
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*2023年8月の例会は三菱商事テクノス
東京カスタマー・エクスペリエンス・センターを訪問
8月の例会は、8月30日(水)に三菱商事テクノス鞄結档Jスタマー・エクスペリエンス・センター(神奈川県大和市)を訪問いたしました。同センターは最先端の技術や知見を国内の製造業に広く普及させるために開設された施設です。
今回の訪問では、最初に同社の事業、当センター施設の紹介のあと、金属AMの概要と3Dプリンターと部品加工、複合材料の成型などの技術講演がありました。その後、電子ビーム溶解法の金属3Dプリンターの実演、ワークショップ室設備、測定室を見学し、その後ショールームで制作された部品の展示を見学しました。 |
*2023年第3回ステアリング委員会を開催
SME日本支部の活動方針、運営の企画の審議をおこなうために定款でステアリング委員会が設けられています。本年度の第3回の委員会が、8月25日(金)に日本大学の駿河台キャンパスで行われました。今回も会場に来られない委員はWEB会議で参加するハイブリッド方式で実施しました。定例の報告の後、第2回委員会の課題の進捗を確認した後、次の事項の審議を行いました。
1.プログラム委員会より6月例会の報告、8月例会の予定、10月のの浅沼技研の訪問を実施することの確認
2.サーティフィケーション委員会より資格試験の準備コース(レビューコース)を9月30日ー10月1日にセシオン杉並 で本年から対面で実施することと、12月の資格試験の実施について報告
3.創立60周年記念誌の刊行とご協力への感謝と収支についての報告
4.本年度の半期決算と通年の収支予測の報告と円安/ドル高に伴う支部の財務悪化の対策を検討
なお、次回は10月中旬の予定。今後のステアリング委員会は年2回は対面で行い、あとはWEB会議とする。
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*2023年6月の例会はヤマザキマザック工作機械博物館を訪問
月例会は2020年1月の例会以来休止していましたが、漸く再開できる環境になりましたので、6月21日(水)にヤマザキマザック工作機械博物館(岐阜県美濃加茂市)を訪問しました。ヤマザキマザック鰍ヘ1919年創業以来、工作機械を通じてモノづくりの発展に寄与してきましたが、創業100周年を迎えて、工作機械の存在を広く伝えるとともにモノづくりに対する関心を高めようと、世界にも珍しい工作機械に特化した博物館を開館しました。
今回の例会では、最初に長江昭充館長からご挨拶と同館の沿革などの説明があり、続いて高田芳治副館長より「産業革命と近代工作機械史」と題して技術講演がありました。その後、同博物館の見学を行ないました。
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