コモデティ化した製品の多くが、中国などのBRIC’sをは |
私どもSME東京支部では、モノづくりのグローバル化が国内製造業にも深く進展する中で、自分たちの置かれた状況・立場・ミッションを良く理解し、モノづくりに夢を抱けるようになる場を提供したいと考えております。「百聞は一見に如かず。百見は一行に如かず」とか。IT社会の中にあって、情報が氾濫しバーチャルな経験がいくらでもできるようにはなってはきましたが、やはり自分の足で稼いで目で現場を見て、また企業風土や組織の全く異なる仲間との語らいから得られる「ひらめき」は、日常の職場から得られるものとは全く質が異なるのではないでしょうか。 日頃親しい間柄からの情報よりも、いくぶん縁遠い人からの情報が、よりよい飛躍したヒントが得られると言われております。昨今の企業の置かれた厳しい状況から、即効果を求める(求めざるを得ない?)経営者・管理者も少なくないようですが、「穀を樹えるに1年、樹を樹えるに10年、人を樹えるに一生*」と言いますし、長岡藩の米百俵の話もあります。国内製造業が、厳しい時に厳しさに耐えて打つべき手をしっかり打ってこそ、次への飛躍、継続的な発展につながるのではないでしょうか。 ※ 一年之計、莫如樹穀。十年之計、莫如樹木。終身之計、莫如樹人。一樹一穫者、穀也。一樹十穫者、木也。一樹百穫者、人也。(管子)
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2010年度 東京支部活動方針 支部長 桝 田 正 美 |