このページはSME東京支部の会員や関係者の著書、関連事項を学ばれる方に 参考になる書籍を紹介しています。 |
書籍タイトル:「イントロ 金属学」」 著者:松山 晋作 出版社:オフィスHANS 定価:3,000円 SME東京支部のSMEライブラリーの発刊にご尽力いただいている辻修二氏が、”も のづくり”の分野を対象として考え編集・出版された金属材料の教科書。 <主要目次> T 基礎 U キャラクタリゼーションと試験 V 実用金属 W 特殊な金属 X 接合・改質 Y 金属トラブル |
書籍タイトル:「航空機生産工学」 著者:半田 邦夫 出版社:オフィスHANS 定価:4,000円 現代工学の粋を集めた航空機システムの中で、主として機体製造に関して一貫した ”ものづくり”の視点から体系的に解説したテキストブック。2002年の初版を最新の テクノロジーを加えて増補改定版。 <主要目次> Part.1 日本航空機産業の発展 Part.6 機械加工 Part.2 製造計画 Part.7 金属接着と複合材成形加工 Part.3 航空機構造材料 Part.8 溶接とうろう付け、特殊加工 Part.4 冶工具計画 Part.9 表面処理と塗装 Part.5 板金加工 Part.10 構造組立と艤装、整備と試験飛行 定期修理、品質保証 |
書籍タイトル:「CFRPの切削加工」」 著者:柳下 福蔵 出版社:日刊工業新聞社 定価:2,400円 SME東京支部会員の柳下福蔵氏(沼津高専校長)は難削材の切削加工の研究をさ れてきましたが、今回、炭素繊維強化プラスチック材の切削についての10年間の研 究成果をまとめられました。 <主要目次> 第1章 CFRPの材料特性 第2章 CFRPのための切削工具と切削方法 第3章 CFRP単体の穴あけ加工 第4章 CFRP/Ti合金重ね板の穴あけ加工 第5章 CFRP/Ti合金重ね板用スパイラル穴あけ加工装置の開発 第6章 ハニカム材の穴あけ加工 |
書籍タイトル:「射出成形・金型 専門技術用語集」 著者:堀内 義康 出版社:揺籃社 定価:2,500円 海外(特に中国)で活躍する生産技術者のため、日・英・中の技術用語の対比をした 類を見ない書。執筆者は、長らくSMEの個人会員で、日本企業で長く加工技術開発 や金型制作に従事し、2000年ころから中国で型設計や製作の指導をされてきました。 この体験から中国語の発音の四声ピンインを附記した用語集を作成されました。 <主要目次> 1.設計 6.材料 11.品質管理 2.金型 7.成形 12.交渉 3.機械 8.成形不良 13.関連 4.工作 9.二次加工 14.一般 5.成型機 10.生産管理 15.5S 附:金型造りの要点 |
書籍タイトル:「ものづくり高品位化のための微粒子技術」 著者:清水伸二 他 (公益社団法人 砥粒加工学会 微粒子技術専門委員会) 出版社:大河出版 定価:2,700円 SME東京支部会員の清水伸二氏(上智大学教授)を中心に、砥粒学会内の専門 委員会で6年間活動された成果をまとめられたもの。製造のプロセスで障害になる 微粒子の対策と、製品素材としての微粒子の製造技術の両面にわたって記述され ており、参考になる文献。 <主要目次> 第5章 微粒子をハンドリングする 第1章 総論 第6章 微粒子〜製品・生産設備・ 第2章 ものづくり現場における 人間を保護する 微粒子ゴミ発生のメカニズム 第7章 微粒子を活用する 第3章 有用な微粒子を作り出す 第4章 微粒子を計測・評価する |
書籍タイトル:「航空機&ロケットの生産技術」 著者:SME 半田邦夫・佐々木健次/共訳 出版社:大河出版 定価:6,900円 航空機やヘリコプター、ロケットの機体製造に不可欠な生産技術を纏めた他に類を見 ない書。執筆陣はアメリカ航空宇宙産業を代表する専門技術者グループで、機体組 立用治具や組立法、特殊加工や各種材料の取り扱い方など製造に関する実用技術 を詳細に解説。 <主要目次> 第1章 製造計画 第7章 最終組立 第2章 基準座標系と線図 第8章 ハンドリング治具 第3章 マスターツーリング 第9章 ツーリング用プラスチック 第4章 オプチカルツーリング 第10章 プラスチック部品成形加工法 第5章 金属接着、ろう付けおよび溶接 第11章 金属除去加工法 第6章 サブ組立治具計画 第12章 金属成形加工法 |
書籍タイトル: 「トコトンやさしい工作機械の本」 紹介者: 東京支部 事務局長 八賀 聡一 著者:清水伸二、岡部眞幸、坂本治久、伊東正頼 出版社:日刊工業新聞社 (B&Tブックス) 定価:1,470円 |
会員の清水伸二氏(上智大学教授)、伊東正頼氏(Itoh E&D代表・技術コンサルタント)が共著で表題の本を出版 されました。高度な最新技術が使われている工作機械を 易しく色々な切り口から解説した本です。 会員の皆様にご購読をお勧めします。 内容(目次) 1.工作機械って何? 2.工作機械が動く仕組み 3.工作機械に求められる特性 4.基本的な工作機械 5.工作機械で出来る基本的な加工 6.最新の工作機械とその活躍する世界 7.工作機械の歴史 |
書籍タイトル: 「トコトンやさしい旋盤の本」 紹介者: 東京支部 事務局長 八賀 聡一 著者:澤 武一 出版社:日刊工業新聞社 (B&Tブックス) 定価:1,400円 |
工作機械の中で旋盤に絞って、種類、構造、加工 の仕組み、切削工具、操作などをごく易しく説明 されています。 内容(目次) 1.旋盤は工作機械の王様 2.バイトのイロハ 3.工作物を保持する道具 4.旋盤で使う測定器 5.旋盤を動かしてみよう 6.旋盤作業の周辺知識 7.コンピュータで動く旋盤 |
円筒状の機械部品量産に不可欠な心なし研削盤についての理論書。 心なし研削は量産性、精密性に優れている反面、その取扱いの難しさ が問題となってきた。この問題に取り組んできた著者の方々が、力学 的観点から整理し、まとめた書籍。 → 目次 この本の書評は「機械と工具」の2009年12月号の87ページに掲載。 なお書評の著者は、平尾明洋氏 (ミネベア 役員・技術担当) 本書を米国でTIMKEN社元COOのRobert Leibensperger氏が推薦 しています。 |
書籍タイトル: 「図説 心なし研削盤の手引き」
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紹介者: 東京支部 支部長 田中 守
著者: 大東聖昌 (ナノテック研究所)
出版社:コロナ社
定価:3,150円
心なし研削は円筒状機械部品の量産に不可欠な加工方式であるが、 これについて、著書の実務経験に基づき、その原理・特徴からこれに 特有の不具合対策までを、図を多用しながらまとめた関連生産技術 者を対象とした技術解説書。 → 目次 心なし研削盤については、1966年に出版された下記の書籍以来の 待望の出版物である。 「心なし研削盤工作法」 米津 栄 著 日刊工業新聞社 |
書籍タイトル: 「初歩から学ぶ工作機械」
紹介者: 東京支部 支部長 田中 守
著者:清水 伸二 (上智大学 理工学部創造理工学科 教授/支部会員)
出版社:工業調査会
定価:2,800円
会員の清水伸二先生がこのほど表題の本を出版され ました。 「共通な基本構造と仕組みがわかる」という表題のように、 基本的な工作機械の構成要素や周辺の要素を網羅し、最近 の工作機械の例をあげ、理解しやすいように構成されています。 これから機械工学を学ぶ人の教科書として、実務をしておられ る方の座右の書として役立つものとして、会員の皆様にご購読 をお勧めします。 主要目次 ・工作機械とは ・ものづくりに使われている除去加工法と主な工作機械 ・工作機械に共通な基本構成要素と工作機械の分類 ・加工性能への影響因子と工作機械が有すべき基本特性 ・工作機械の主要構成要素の基本構造と仕組み ・最近の工作機械 |
書籍タイトル: 「統計のための行列代数」 上下巻
紹介者: 東京支部 支部長 田中 守
著者: D.A. ハーヴィル 監訳: 伊理 正夫(東京大学名誉教授) 訳者:井上玄定(元NSK取締役/支部会員)
出版社: シュプリンガ−・ジャパン
定価: 定価3800円(税別、各巻とも)
この度、SME東京支部会員の井上玄定氏が写真の書籍を翻訳、出版されましたのでご紹介いたします。
この本は統計ユーザーが線形統計モデルや多変量解析での応用に必要とする線形代数の基礎を、具体的に
行列を使って解き明かした入門書です。
原書は1997年の初版以来、米国のの諸大学において教科書として採用されております。
会員各位のご購読をお勧めいたします。
書籍タイトル: 「自生発刃形研削技術の加工精度限界と超精密研削技術への道」
紹介者: 東京支部 支部長 田中 守
著者: 宮下政和 (ナノテック研究所)
出版社: ナノテック研究所 TEL 042-325-1035 FAX 042-321-1003
定価: 定価3600円(税別) 書店では入手できませんので出版社へ直接お尋ねください。
本書は雑誌「機械と工具」(工業調査会)に25回に渡り連載された「精密研削技術を考え
なおそう」を単行本としてまとめたものです。 本書は脆性材料である研削砥石の物性に着目して今日の精密研削技術
による加工精度の限界を示した上で、従来に比べ一桁を越える加工精度が要求される ”超精密研削技術”の
基本原理を明らかにし、かつ、大量生産を前提とする超精密研削加工法を提案しております。 田中 守
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